カマラ・ハリス副大統領。
ジャマイカ出身の父とインド出身の母の間に生まれた移民の二世であり
2020年にはジョー・バイデン氏の副大統領候補として選ばれたハリス氏。
「もしトラ」「もしハリ」(もしも〇〇〇氏が大統領になったら)のワードで
現在も話題の中心です。
今回は
- ハリス副大統領は日本が嫌いって本当?
- ハリス氏が大統領になったら日本への影響はどうなる?
- ハリス副大統領へのSNSの声!
をまとめました。
ハリス副大統領は日本が嫌いって本当?
「ハリス副大統領が日本を嫌い」という噂は
一部の誤解に基づくものであり、具体的な証拠はありませんでした。
おそらく、ハリス氏が尽力していたバイデン政権のさなかにバイデン大統領が「日本人は『外国人嫌い』」と発言したことで物議をかもし
このエピソードが「ハリス氏」「日本人」「嫌い」というワードにつながってしまったのではないかと思います。
我々の経済が発展している理由の一つは、移民を受け入れているからだ。
(中国・ロシア・インドと並べ)なぜ日本は問題を抱えているのか
それは彼らが外国人嫌いで 移民を望んでいないからだ
引用:NHK News
ハリス氏が外交面で日本を特別に軽視しているといった情報は確認されておらず
むしろ日米同盟の重要性は彼女の政策においても一貫しています。
バイデン政権下でも
日米同盟はアメリカのインド太平洋戦略の中心的な柱となっており
ハリス氏もその方針を継承しています。
特に、中国の台頭に対抗するために日本との協力は不可欠であり彼女が大統領となったとしても、日本に対する姿勢が急激に変わることは考えにくいでしょう。
ただし、彼女の外交経験が不足している点は指摘されています。
副大統領としての任期中に日本やアジア諸国との具体的な成果を残す機会が少なかったことから
特に、日本が期待する安全保障や経済協力において
彼女がどのようなリーダーシップを発揮するかが注目されます。
ハリス氏が大統領になったら日本への影響はどうなる?
【もしハリ】もしハリス氏がアメリカ大統領になった場合
日本との関係にはいくつかの重要な課題が浮上するでしょう。
まず、バイデン政権の対日政策を継続する可能性が高い一方で彼女のリベラルな政策が
たとえば、気候変動対策において
ハリス氏は積極的な再生可能エネルギーの推進を掲げています。
日本もカーボンニュートラルを目指していますがエネルギー政策ではまだ石炭火力発電所を維持しているなどアメリカとの間にギャップがあります。
これが日米間での摩擦の原因となるかもしれません。
また、ハリス氏が提唱する移民政策や人権問題に対するスタンスも日本にとって大きな影響を及ぼす可能性があります。
彼女の不法移民への厳格な取り締まりへの姿勢が日本国内での移民や難民受け入れの問題に対する議論を刺激する可能性があり国際社会での立ち位置に影響を与えるでしょう。
一方で、ハリス氏は多国間主義を重視しており
日本との貿易や安全保障協力は強化される見通しです。
特に、日米同盟の強化は、中国の影響力に対抗するために不可欠であり両国の協力関係がさらに発展することが期待されます。
ハリス副大統領へのSNSの声!
SNSは現代の政治において重要な役割を果たしておりハリス氏に対する意見や評価もSNSを通じて広がっています。
支持者の間では、ハリス氏の発言を象徴する
「ココナツの木」の絵文字が人気を集めており
彼女への好意的なメッセージが溢れています。
ココナツが話題になったのは公平な教育機会を促進するイベントで語った、彼女の母の言葉で話題になりました。
「あなたは自分がココナッツの木から落ちてきたとでも思っているの?
あなたはあなたの周りで起こったあらゆることによって生かされているのよ」
引用:TODAY article
これは特に若者層に強い支持を得ている証拠であり
彼女のキャンペーンを強力に後押しする要素となっています。
可愛いですね〜
また、歌手のテイラー・スウィフトさんがハリス氏を支持すると発言して話題になりました
「着実な手腕と才能を備えたリーダー。この国を混沌(こんとん)ではなく冷静さをもって導くことができれば、私たちはこの国でさらに多くのことを達成できる」
ーInstagram
一方で、批判的な声も少なくありません。
特に彼女の移民政策や外交に関する失言がメディアで報じられこれが彼女の評判に傷をつける原因となっています。
2021年の中南米訪問時に、グアテマラでの記者会見で「アメリカ国境に来ないで」とハリスは発言し移民問題に関する発言が物議を醸し、SNS上でも激しい議論を呼びました。
>>与党・民主党の議員からは、ハリス氏が前日に不法移民に対して「(アメリカに)来ないで」と警告したことに対して批判が上がった。
日本メディアの今まで論調でカマラ・ハリス候補を持ち上げるの無理では?
ハリス米副大統領 移民対策に身内からも批判https://t.co/KwkXSHCgfa— Yu kim (@KimYukim492988) July 23, 2024
「不法移民を取り締まる職に就いていた」というイメージも紐づき当時批判が相次いでいます。
彼女の対応に対しては、左派からも厳しい批判が寄せられておりトランプ氏の人気との差が浮き彫りになっているような動画の投稿も話題になっています。
日本では「ハリス氏が優勢」、アメリカでは「トランプが圧勝」と報道の違いも見えX(旧Twitter)ではそのねじれに困惑する声も上がっているようですね。
今後の大統領選に向けて、日英両方の報道を見ていくことも重要になりそうです。
まとめ
カマラ・ハリス副大統領は、アメリカの歴史において重要な人物であり彼女が大統領になった場合の影響は大きな注目を集めています。
彼女のリベラルな政策は、多くの支持を集める一方で経済や外交においては課題も残されています。
日本にとっては、彼女のリーダーシップがどのように日米関係に影響を与えるかが鍵となります。
ハリス氏が大統領に就任した場合日本との協力関係は強化される可能性が高いですが
気候変動やエネルギー政策・移民政策などでの意見の違いが表面化する可能性もあります。
彼女がどのようにこれらの課題に対応し、リーダーシップを発揮するかが
今後の世界情勢に大きな影響を与えるでしょう。
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